簡単にできて手軽に使える豆乳ローションの作り方

豆乳ローション

レモン

豆乳ローションを世に初めて発表した埼玉医科大学名誉教授の高濱先生紹介の高濱式豆乳ローションの作り方です。

材料と道具

材料

2週間から3週間分の豆乳ローションを作ってみます。
集める材料は、3種類です。

豆乳成分無調整のもの500ml

豆乳を選ぶときの注意点

  • 大豆固形分8%以上のもの、10%以上が望ましい。
    固まりやすさに、違いが出てきます。
  • 賞味期限は、1週間以内のものを選んでください。
    賞味期限の長いものは、固まりにくいことがあります。

紀文の豆乳の種類別成分表(200ミリリットル当たり)

引用:http://breast-up.net/food-life/plain-soymilk.html

いろいろな有効成分が多い無調整が望ましい。

レモン2個

選ぶときはできるだけ新鮮なもの
大きさは中くらい

消毒用アルコール(消毒用エタノール)60ml くらい

500ml入りの消毒用エタノールが、
ドラッグストアだと800円くらいで売っています。

エタノールは、濃度100%だと、殺菌効果が有りません。
濃度70~80%のものを購入してください。

アルコールを入れるので、多少、肌が乾燥しやすくなります。

ですので、乾燥肌の人はアルコールを少なめに、
脂性肌の人はアルコールを多めにしてください。

範囲としては、60ml±30ml で調節してください。

使う道具

  • 小鍋
  • レモン絞り器
  • 清潔な綿タオル、キッチンペーパー2枚、ステンレスざる、ボウル
  • 温度計(豆乳を温める時の温度管理用)、計量カップ
  • ローションを入れる容器(スプレー容器 等)

作る前の注意点

まず、手を石鹸でよく洗ってください。

ローションに雑菌が入らないようにするために
道具類は、作り始める前に
よく洗ってきれいにしておいてください。

道具類を洗ったあと
さらに消毒用アルコールや熱湯で雑菌対策をしておくと
完成したローションがより長持ちします。

豆乳ローションの作り方

次の作り方に従って手作り豆乳ローションを使ってみましょう。

作り方1 レモンを絞る

レモンをよく洗って水気を拭き取り
レモン絞り器で果汁を絞ります。

レモンを絞るときの注意点

この時、力を入れすぎて
レモンの皮まで絞らないように気をつけてください。

黄色い皮まで絞ると
皮の部分に含まれるソラレンという物質まで
混入してしまうことがあります。

ソラレンは
日に当たった時にできるシミのもとになるので
ソラレンが混じらないように、注意してレモンを絞ってください。

レモンの上にティッシュなどをかぶせておいて絞ると
ぎゅっと押した時、ソラレンが飛び散らないので安心です。

レモン果汁は、100ml くらい用意してください。

作り方2 豆乳を加熱します。

豆乳を小鍋に入れて
表面に膜ができないようにスプーンなどで
かき混ぜながら弱火にかけます。

温度計で
豆乳の温度が65℃前後になるように
調節してください。

温度が上がりすぎると
豆乳の有効成分が壊れてしまいます。

作り方3 火にかけたまま、豆乳にレモン果汁を加えます。

やや熱くなったら
作り方1で用意したレモン果汁を加えます。
弱火にかけたまま、全体をかき混ぜます。

作り方4 豆乳が固まりかけてきたら火を止めます。

豆乳は固まりかけてきたら火を止めて
コンロからおろします。レモン果汁を加えてかき混ぜると
すぐに豆乳が固まり始めます。全体にボソボソとした状態になってきたら
手早く火を止めましょう。

固まり具合

レモン果汁を入れたときの豆乳の固まり具合は
ちょっとトロトロになる感じ
かき玉スープの卵のような感じです。

このようにならないときは
果汁の量が少ないか、豆乳の温度が低いことが考えられます。

温度計で豆乳の温度を測ってみてください。

また、固まるといっても豆腐のように固まるのではありません。

作り方5 消毒用アルコールを加えて混ぜます。

必ずコンロからおろしてから
消毒用アルコールを加えて、さらにかき混ぜます。

まず、コンロの火が消えていることも、しっかり確認してください。

アルコールは、とても着火しやすくて危険です。

材料が、全体にムラなく混ざるようにかき混ぜます。

パイナップル豆乳ローションを作るときは、ここから

⇒ パイナップル豆乳ローションの作り方へ

作り方6 タオルやペーパーを敷いたザルに流し入れます。

ボールにステンレスのザルを重ね
ざるの上に綿タオル、その上にキッチンペーパー2枚
の順で敷いていきます。この上から作り方5で作ったものを、流し入れてしばらくそのまま置きます。

作り方7 手で絞ってローションの出来上がり

手で触れる程度に温度が下がったら
綺麗な手でタオルの上からぎゅっと絞ります。

絞り出されて出てきた液体が
出来立て豆乳ローションです。

ペーパーの中に残った豆乳の絞りカスは捨てて構いませんが
後で、利用方法がありますので
取り置きしておいた方が良いでしょう。

作り方8 容器に移して保管します。

清潔なスプレー容器に移して
作業は終了です。

粗熱が取れたら、冷蔵庫に入れて保管します。

1週間くらいは保存は効きます。

スプレー容器がない場合は
他の容器でも構いませんが、雑菌が入らないように
蓋付きの容器に移しましょう。

これで、豆乳ローションは完成です。

今回は、300ml~400ml の豆乳ローションができたことと思います。

1週間分の使用量が、150ml前後として
2~3週間分に相当すると思います。

保存期間は、冷蔵保存で1週間、冷凍保存で半年です。

多めに作った時は
小さい容器に小分けに入れて冷凍保存してください。

雑菌と火にくれぐれも用心!

ここでもう一度、気をつけていただきたいことに
ついておさらいをしておきましょう。

大事なことですので
どうか面倒臭がらずに
しっかりと頭に入れておいてください。

特に大切なのは、清潔さと火の扱いです。

豆乳ローションは
自然素材を使った安全性の高いローションであることが特徴です。

しかし、どんなに有効な成分がたっぷりと含まれていても
雑菌が増殖してしまったら
痛みが早くなってしまいます。

必ず道具箱や保存の容器、手をよく洗って
清潔な状態で作るようにしてください。

使用する時も同様です。

万全を期すなら
このような殺菌対策をしておくと安心です。

それは、完成した豆乳ローションを容器に入れる前に
もう一度綺麗な鍋に入れて火にかけてください。

65℃前後まで温度を上げて
そのまま数分間放置するという方法です。

こうしておけば
手作りの過程で混入してしまった雑菌が除けます。

ただし温度を上げすぎると
大切な成分が効力を失ってしまいますから
十分に注意してください。

また、火の扱いも要注意です。

特に、火がついている状態で
アルコールを使ったりしないように
気をつけましょう。

最初のうちは十分に気をつけていても
作るのに慣れてくると
ついつい注意を怠り勝ちです。

油断は大敵です!

思わぬ事故を引き引き起こすことのないよう
2回目、3回目も初心に戻って
豆乳ローション作りをしてください。

 

出来上がった豆乳ローションを
すぐにでも使いたいところですが、

豆乳ローションを使う前に必ずパッチテストをしてください。

パッチテストの方法

豆乳ローションの作り方は分かった。
けれど、作る時間がないという方もいると思います。
そんな方にお薦めなのが、豆乳ローションの主成分、大豆イソフラボンを豊富に含んだ脱毛クリームがあります。
他の脱毛クリームに含まれる脱毛成分のチオグリコール酸カルシウムを使っていません。
なので、敏感肌の人でも利用できる脱毛クリームです。

気になる方は、こちらで口コミなどを見てください。
 

参考文献:高濱素秀・白石淳 共著
ムダ毛をなくす「豆乳ローション」美肌を作る「納豆ローション」
KKベストセラーズ

 

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