「健康は足から」とか「足は第2の心臓」と昔から言われています。
特に80歳以上の老人の場合、足を骨折などして歩けなくなると、途端に体が弱ってきます。
骨折は老人の大敵
なぜ体が弱ってくるかというと、寝たきりになると食欲が落ちてきます。
食べる量が少なくなってくると、大抵の医師は栄養の不足分を、点滴で補います。
そのあとは、点滴が主になったりします。
食べる喜びを感じられなくなると、人間気力もなくなってくるのでしょう。
衰えは急速に進みます。
すべては、怪我をして動けなくなることから、始まります。
怪我をしにくい体つくりが、大切です。
老人は骨折をしやすいので要注意
老人の骨折の特徴は、成人の骨折と違って、ちょっとしたことで骨折してしまう事です。
家の中でフトンや敷居につまずいて転んだ。
階段を踏みはずした。
こんな軽いケガがもとで骨折することが殆どです。
それも家の中での出来事が多いのです。
老人の半数以上が「骨粗鬆症(コツソショウショウ)」になっていて、全身の骨が、スカスカで骨折し易くなっています。
また、チョットしたことで転んだ時に、脚や手の力が弱っていて、体を支えることができなくなっていることも骨折しやすい原因です。
最近こんな風に感じませんか?
- 立ち上がるのが億劫になった。
- 立ち上がるときにふらつくようになった。
- 小さな段差でつまずくことが増えた。
- 歩くとすぐに疲れるようになった。
- 歩く速度が遅くなった。
年のせいで、体力が落ちたかな?
と思って、そのままにしている人が大多数でしょう。
確かに年のせいですが、はっきりした理由があります。
そして、今の状態を維持したり、改善だってできるのです。
・体力が落ちたと感じる理由とは、脚の筋肉の減少です。
二十歳を過ぎると、脚の筋肉は減少を始めます。
どのように減少するかは
⇒ 20歳を過ぎると脚の筋肉は減少し始める!