美顔器購入で皮膚トラブルにならない5つのポイント

美顔器

超音波美顔器(ツインエレナイザー)を使いはじめたら、
ニキビのような赤いブツブツができてしまった。
こんな経験ありませんか?
「超音波のせいでニキビができたのかしら?」

「美容液が合わなかったせいなんだろうか?」

「超音波が肌に合わないという事があるのかしら?」

せっかく購入した超音波美顔器が、自分に合わなかったとしたら、
もったいないし、期待した結果が得られないのは、とても残念ですよね。

超音波美顔器を使っても体に害がないの?

最近の美顔器は、超音波のほかに
イオン導入もできる機種がいろいろ販売されています。

エビスのツインエレナイザーは、
超音波とイオン導入を同時にできるタイプの機器で
それを商品の売りにしています。

ツインエレナイザーに限らず、どの機器の販売ページを見ても,
いろいろ、いいことは書いてあります。

その機器がどのような仕組みで動いていて、
どのような副作用があるのかは、
よく説明されていないようです。

例えば、ツインエレナイザーのように、
1秒間に100万回から800万回の振動を
皮膚の表面に加えても大丈夫なんだろうか?
体の中に電気を通しても体に害がないのだろうか?

きっと誰でも一度は、そんな不安が
頭をよぎったことがあるのではないでしょうか?

超音波美顔器で、
ニキビのようなものができる可能性はあるのでしょうか。
イオン導入しても、体に問題が起きないのでしょうか?
そもそも、イオン導入や超音波は、
薬剤を浸透させる効果があるのでしょうか?

ここでは、そんな疑問に答えてみたいと思います。

ツインエレナイザーと似た技術が特許になっている

特許公報 4360734(発明者 澤口希能 他2名、出願人 澤口能一)に、
ツインエレナイザーと機構が似ている発明が公開されています。

この発明の出願人と
ツインエレナイザーの販売者のエビスとの関係は、
分かりません。

しかし、ツインエレナイザーの販売サイトの内容を見る限り、
両者は類似の技術といえますので、
共通の問題点があると考えられます。

この発明は、平成21年8月21日に、
特許登録されていますが、出願されたのが、
平成12年3月23日ですので、
この発明の特許権は平成32年3月23日まで有効です。

この発明は
超音波振動を皮膚に与えたり、イオン導入を利用して、
薬効成分を皮膚の中に効率的に吸収させる美顔器や美肌器を、
使用した時に起きる皮膚のトラブルを解決するための発明です。

ですから、超音波振動を皮膚に与えたり、
イオン導入をすれば、肌のトラブルを招くことは、
知られている問題といえます。

では、どうのような問題があるのでしょうか?

超音波振動が皮膚に与える影響

超音波振動によって起きる皮膚トラブル(肌トラブル)について
特許公報4360734では、次のように書かれています。

「超音波美顔器では超音波によるキャビテーションが起こり
水分子同士が衝突することによって過酸化物が生成し、
これが皮膚に軽度の炎症を起こす。

そしてこれが使用の都度繰り返される事で
数カ月から数年後に皮膚の角質や表皮が薄くなって
炎症を起こしやすくなったり、
炎症部位に色素が沈着してシミになったりするという事が
比較的高い確率で見受けられた。」

出典:特許公報 4360734 ページ2

特許第4360734号: 電子美肌器 – Concepts Engine

特許情報プラットフォーム

ここで言うキャビテーションとは、
液体の中で超音波振動による圧力差ができて、
短時間に泡の発生と消滅が起きる物理現象のことです。

表皮や真皮は、大部分が液体なので、
超音波を当てると、皮膚の下で泡ができたり消えたりするときに、
水分子どうしがぶつかって、過酸化物ができて、炎症が起きるというのです。

超音波美顔器を使って、軽度の炎症が起きて、
それがニキビのようなものであることは、
有りうることなんだと分かります。

イオン導入による皮膚トラブル

同じ特許公報には、
イオン導入による皮膚トラブルについて、
次のように書かれています。

「イオン導入器では正イオンの薬剤を皮膚内に入れる時は、
肌に触れる電極も正極であるため、
皮膚との接触部分で水の電気分解が起こり、
多量の発生期の活性酸素が生成する。

この活性酸素そのものが直接細胞を破壊したり、
過酸化物をつくり二次的に皮膚を酸化してダメージを与え、
過敏症肌になったりメラニン色素の沈着を
起こしシミになったりしていた。

また、負に帯電する薬剤を皮膚内に導入する場合は、
皮膚に接触する電極は負極であり、
前記同様に水の電気分解で発生期の活性水素が多量に生成する。

この活性水素もまた直接細胞を破壊したり、
ダメージを与える大きな因子にもなっている。

従って従来の美肌器や美顔器を使用すると
一時的には皮膚の状態が良くなったかに思えるが、
長期の連用により反対にトラブル肌になることがしばしばであった。」

出典:特許公報 4360734 ページ2

ビタミンC導入をする場合は、
後半の負の薬剤を導入する場合に相当し、
活性水素によるダメージが考えられます。

パナソニックのイオンエフェクターの
汚れとりの機能を使うときは、
正イオンの薬剤を皮膚に入れる場合に相当します。

活性酸素が発生して、しいては過敏症になったり、
シミになったりという皮膚トラブルがありうるという事です。

なお、注意してい欲しいのは、
この発明は、このような問題を解決するためになされたものです。

現在発売されている美顔器は、
このような問題が起きにくいように、
この発明のように様々な工夫がしてあります。

ですから、「美顔器 ⇒皮膚トラブルを起こす」と
短絡的に結びつけないでください。

イオン導入は薬剤の浸透効果があるのか?

イオン導入は薬剤の浸透効果が無ければ、
肌のトラブルリスクを冒してまで、美顔器を使う必要がありません。

まず、効果があるのか見てみます。

特許公報4360734には、イオン導入をする場合の電圧の掛け方、
超音波振動の与え方を変えた時の薬剤の皮膚透過量を
実験した結果が記載されています。

薬剤の透過量の実験は、
薬剤に1%のL-アスコルビンサンナトリウム(ビタミンCナトリウム)、
透過量を測定する皮膚として、ウイスターラットの背中の皮膚を使って行われています。

その実験結果が、表1です。

表1:L-アスコルビン酸の透過量の分析結果出典:特許公報 4360734 ページ6

直流の電圧を加えたときの透過量を100として、
それとの相対的な量を表しています。

  1. 電圧を加えない、超音波も加えない、
    つまり何もしないときは、ほとんど透過しません。
  2. また、電圧を加えずに、超音波だけを加えても、
    電圧を加えた時より透過しない。
  3. 直流電圧と超音波を加えると、4倍から9倍の透過量になる。
  4. 超音波なしで、パルス電圧を加えると、2倍の透過量になる。
  5. パルス電圧を加えて、超音波の加え方を工夫すると、
    6倍から14倍の透過量になる。

パルス電圧を加えるのは、
電気分解が皮膚に与える影響を小さくするための工夫す。
超音波の加え方もキャビテーションの影響を小さくする工夫です。

これらの結果から、
イオン導入に超音波をプラスする方法は、
薬剤の透過量の増加に効果がある
ようです。

超音波美顔器が皮膚に与える影響を調べた治験

皮膚トラブルがあった10人の女性治験者の状況

表2:イオン導入と超音波美肌器で皮膚トラブルのあった女性10名

比較例2と基準例で皮膚トラブルのあった女性に様々な条件で治験を行い変化を見る
美顔器の治験結果1

10人の女性治験者の内訳は、

  1. 1%のL-アスコルビン酸ナトリウム液を皮膚に塗り、
    6Vの直流電圧を電極に印加してイオン導入を10分間行った場合、
    皮膚に発赤、丘疹、痒み等が生じた5名の女性。
  2. 8Vの電圧を超音波振動子に印加する事で
    1MHz超音波を発生させる通常の超音波美顔器を10分間使用し、
    皮膚に異常を感じた女性5名。
  3. 両方で皮膚トラブルを起こした人、10名中3名

です。

超音波、イオン導入の方法を変えたとき10人の治験者の皮膚トラブルは変化したか?

表3:超音波振動の加え方、イオン導入のパルスの加え方を変えて、
症状の違いを観察美顔器の治験j結果

これらの女性治験者が、
電圧や超音波の加え方を工夫することで、
皮膚トラブルがなくなるか調べた治験結果が表3です。

この治験結果から分かることは、
電圧や超音波を単純に加える方法で皮膚トラブルがあった人でも、
電圧や超音波の加え方を工夫すれば、
皮膚トラブルをおこす人を減らすことができる
という事です。

しかし、10人中3人の人は、
程度が改善されたとはいえ、皮膚トラブルが起きています。

皮膚トラブルのあった10人が、
どの程度の割合で存在するのかわからないので、
皮膚トラブルのあった3人がどの程度の割合なのかは、議論できません。

10人というサンプルも、議論するには少なすぎます。

改善の効果はあるけれど、
「すべての利用者がトラブルなく使用できる」
という状況ではないようです。


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まとめ

購入前に知らないといけない5つのポイント

  1. 超音波美顔器のイオン導入の効果は期待できる。
  2. 発赤、丘疹、痒み等の皮膚トラブルを起こす人は存在する。
  3. 超音波で皮膚トラブルになる人、
    イオン導入で皮膚トラブルになる人、
    両方でトラブルになる人が存在する。
  4. 超音波美顔器や、イオン導入機器は、
    大なり小なり、皮膚に電気的、物理的なダメ-ジを与える。
  5. 効果が期待できるからといって、
    長時間使用したり、使用回数を増やすことは、
    皮膚トラブルにつながるので、
    使用法を厳格に守って使用するのが賢明。

超音波美顔器、イオン導入美顔器、
両方の機能を兼ね備えた美顔器を使用した場合に、
皮膚トラブルを起こす人は、比率はわかりませんが存在します。

イオン導入超音波美顔器は、
効果があるのものなので、自分の肌に合うか、
使用前に必ずパッチテストを行う事が大切です。

やっぱり体に電気を当てるのは心配という方は

気持ちわかります・・・

美顔器購入理由の一番は

化粧品やサプリメントで思ったほどの効果を得られず、
更なる効果を求めて美顔器を購入する人が多いんですね。

それと、妊娠中の方は肌トラブルの原因になるので、超音波美顔器を使用できません。

でしたら、試してほしい化粧水・美容液・乳液が一つになった化粧品が有ります。
肌の衰えは、角質層の水分量の低下です。

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ご自分の肌に合うか試してから、
次の選択を考えてても、遅くはないと思います。

ポイント5 購入してトラブルが起きてから、知らなかったという事のないように

パナソニックのイオンエフェクターの取扱説明書、
ホームページには下に載せたような警告文が有りますので、
自分が該当しないかご覧ください。

警告

肌や身体へのトラブルを防ぐために
下記の人は使用しない

  1. 心臓疾患の人  顔面の神経障害のある人  糖尿病の人
  2. 出血性疾患・血友病疾患などの血液異常の人
  3. 高血圧の人  歯の治療中の人
  4. 網膜はく離のある人、あった人
  5. 強度の近視の人(-6D以上)
  6. 骨折・整形などで顔面にメタル・シリコン・プラスチックなどの
  7. 埋め込み手術を受けた人
  8. 幼児や成長期の子供、および自分で意思表示のできない人
  9. 熱さ感を自覚できない人
  10. 交通事故などによる頭部および眼科的後遺症がある人
  11. 目の手術をおこなった人
    ( レーシック手術を受けた人は、かかりつけの医師にご相談のうえご使用ください)
    (事故や体調不良、失明の原因)

 

  1. アレルギー体質の人 ? 敏感肌の人
  2. 皮膚病およびアトピー性皮膚炎の人
    (肌や身体のトラブルの原因)

 

  1. 生理中、妊娠中および産後1か月の人
    (ホルモンバランスが不安定で肌トラブルの原因)

 

引例:取扱説明書 イオンエフェクター 家庭用 品番EH-ST63

パナソニックホームページ:
http://panasonic.jp/beauty/attention/#facial_treatment2

 

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